【東京モーターショー13】ヤマハ柳社長、4輪車市販は「15年あたりに欧州から」

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ヤマハMOTIVはパーソナルモビリティ
ヤマハMOTIVはパーソナルモビリティ 全 6 枚 拡大写真

ヤマハ発動機の柳弘之社長は、東京モーターショーに特別出展している、コンパクト4輪の試作車『MOTIV』の市販ついて、「2015年あたりに欧州から」着手したいとの考えを示した。11月22日にモータショーが開かれている東京ビッグサイト内で一部記者に話した。

ヤマハは2輪技術や4輪向け高性能エンジン技術などをベースに、3輪車、4輪車といった「マルチホイール」へと事業領域を広げる方針。今回の東京モーターショーでは4輪車とともに、125ccエンジンを搭載して前輪を2輪にした3輪車の「TRICITY コンセプト」も出品している。

柳社長は3輪の商品化は2014年と正式表明しており、同年中に日本を含む世界へ展開する計画。日本での価格は「40万円以下」にするという。一方、自動車事業への進出と注目されているMOTIVについては、15年あたりには売り出したいとの意向だ。このモデルのパワートレインは3気筒の1リットルDOHCガソリンエンジンまたは、最高出力25kwのモーター(電気自動車)を想定している。車体サイズは日本の軽自動車規格におさまる。ただ、柳社長は日本でガソリン車を発売する場合は1リットルエンジンの「登録車として販売する」と述べた。

《池原照雄》

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