【ロサンゼルスモーターショー13】VWグループ、2018年までに40の代替燃料車投入へ…北米第一弾は新型ゴルフEV

エコカー EV
フォルクスワーゲンe-ゴルフ
フォルクスワーゲンe-ゴルフ 全 10 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月20日、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー13において、『e-ゴルフ』を北米初公開した。

e-ゴルフは、新型『ゴルフ』をベースに開発された市販EV。EVパワートレインは、モーターが最大出力115ps、最大トルク27.5kgmを発生。二次電池は、蓄電容量24.2kWhのリチウムイオンバッテリー。動力性能は、0-100km/h加速12.4秒、最高速140km/h(リミッター作動)。1回の充電で最大190km走行できる。急速チャージャーを使えば、80%のバッテリー容量を30分で充電可能。

米国仕様は、欧州向けとモーターやバッテリーのスペックを共通とする。ただし、1回の充電で走行できる距離は、約150km。これは、米国と欧州の走行スタイルの違いに起因するもの。またe-ゴルフには、米国仕様のフォルクスワーゲン車として初めて、LEDヘッドライトが標準装備される。

e-ゴルフは2014年秋以降、米国市場で発売予定。ロサンゼルスモーターショー13のプレスカンファレンスには、フォルクスワーゲングループのEV駆動システム担当、ルドルフ・クレブス氏が登壇。今後の同社の代替燃料車事業への取り組み、「e-モビリティ」について説明した。

同氏によると、フォルクスワーゲングループの目標は2018年までに、全てのセグメントに何らかの代替燃料車を用意することにあるという。その第一段階として、2014年までに、グループ全体で合計14のハイブリッド車、プラグインハイブリッド車(PHV)、EVを投入する。そして2018年には、全てのセグメントで、最終的に最大40の代替燃料車を設定する計画だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る