【東京モーターショー13】アポロ14号にも、火星にも…日本グッドイヤー 新旧スペースタイヤを展示

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日本グッドイヤーブース(東京モーターショー13)
日本グッドイヤーブース(東京モーターショー13) 全 7 枚 拡大写真
2013年11月20日から東京ビッグサイトで開催中の第43回 東京モーターショーにて、日本グッドイヤーは、アポロ14号に搭載された月面探査車用のタイヤレプリカと、開発中の次世代月・火星ローバー用タイヤを展示した。

船外活動用の宇宙服のレプリカとともに展示されたのは、1971年に打ち上げられたアポロ14号に搭載された月面探査車、「MET Modular Equipment Transporter」に装着されたグッドイヤー開発のタイヤのレプリカ。打ち上げ時の員かと月での漏れを防ぐため、窒素を充填したものだという。表面の材質には合成ゴムを仕様、月面の温度差に合わせて耐久温度はマイナス65度からプラス121度となっている。

現在、グッドイヤーはNASAのグレン研究センターとともに次世代の月面ローバー向け「エアーレススプリングタイヤ」開発を行っている。METレプリカタイヤの奥に展示されているのは、このエアーレススプリングタイヤ。ゴムと空気を使わず、800個のスプリングを組み合わせたものだ。将来は月面だけでなく火星での探査に使われる可能性もあるという。合わせて、月面探査車の3分の1スケールの模型も展示している。

《秋山 文野》

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