【スバル レヴォーグ 発表】気になる予約方法と納車時期…ディーラーに聞いてみた

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東京モーターショーのプレスイベントで「日本専用車として最新技術を注ぎ込んだ」と話す富士重工業代表取締役社長 吉永泰之氏
東京モーターショーのプレスイベントで「日本専用車として最新技術を注ぎ込んだ」と話す富士重工業代表取締役社長 吉永泰之氏 全 5 枚 拡大写真
2014年春の発売が決定し、2014年1月4日からは先行予約販売をスタートさせるとの発表があったスバル『レヴォーグ』。気になるのは正式発売の時期。消費税がアップする4月1日より前なのか後なのかということだが、この辺りをディーラーへ直接リサーチをかけてみた。

それによると先行予約販売は、『XVハイブリッド』でも行っており、同じ手法で行われる予定だという。車両本体の10%を契約金として収めてもらい、その上での予約となる手はずだという。レヴォーグの正式な販売価格はディーラーにも届いていないとのことだが、1.6リットルターボ車で280万円前後、2.0リットルターボ車で320万円前後と予測をしているところだという。根拠としては、現行『レガシィツーリングワゴン』の「B-SPORT Sパッケージ」で299万2500円、『2.0GT DIT』で364万3500円となっており、車格が少し下がることを考えると、その辺りに落ち着くのではないかとの推測だ。

では、発売時期はどうか。これも正式には伝わって来ていないとのことだが、店長会議での話として5月後半と伝わっている模様だ。これだと完全に増税後となってしまうが、そもそもが消費税アップ後の価格しか存在しないわけで、その意味ではレヴォーグに関して“増税とはならない”わけだ。とはいえ、消費税分が増えて価格に乗るのは間違いない。仮に300万円で計算すると9万円の税負担額が増えている計算になる。

ただ、消費税アップと共に取得税や重量税の減税も予想されるだけに、これによって必ずしも負担が増えることにはつながらない。さらに現行レガシィで見ればノンターボ車で50%の取得税/重量税の軽減措置が執られているが、ターボ車についてはこれが適用されていない。おそらく、1.6リットルターボ車は免税になる可能性があるが、2.0リットルターボ車はエコカー減税対象にならない可能性もある。その意味では一律に取得税/重量税が減税されれば、このグレードに関しては却ってお得になる可能性も出てくるのだ。

とはいえ、店長会議での話が事実だとすれば、納車まで半年近くも待たされることになるわけで、レヴォーグに惚れ込んだ人にとってはかなり辛い“仕打ち”ともなりそう。一方で、現在XVハイブリッドも納車まで半年近く待たされている状態が続いており、XVハイブリッドから乗り換えを希望する人も出る可能性も出てきそうだ。とくにEyeSihgtが「Ver3.0」になったことでこれに魅力を感じている人はかなりいるはず。販売に関してヒットが続いているスバルだけに、レヴォーグの登場で悩ましい想いに陥る人も増えてきそうな状況にあるのは間違いない。

《会田肇》

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