【東京モーターショー13】豊田合成、ハンドルとエアバッグを中心にアイデアをアピール

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豊田合成は、東京モーターショー13で自社のウエザストリップ・ハンドル・エアバッグの主要3事業からハンドルとエアバッグを中心に展示をした。

まず、国内シェア50パーセントを誇るハンドルについては、豊田合成が考える便利・快適・安全をアピールした。自社のアイデアを盛り込んだハンドルをスクリーンの前に設置し、ハンドルを握ると目の前のスクリーンに車の走行シーンが映写されてハンドルの技術を体感できる仕組みだ。

ハンドルの技術は、1.居眠り防止、2.飛び出し警告、3.温めるの3つだ。居眠り防止については、目の瞳の動きを監視して、居眠りを検知したら、ハンドルに振動を与えて警告する。飛び出し警告については、車の前方をレーダーで監視して、横から飛び出してくる人や自転車を発見したら、ハンドルを振動させてドライバーに警告するというものだ。そのほかにも、ハンドルの振動は、ナビ連動の曲がり角指示にも利用される。そして、ハンドルの保温については、レクサスで採用されている握るとほんわか暖かいハンドルが展示された。

ハンドルの保温という技術は、ヒータを内蔵すれば実現できたが、難しいのが冷却だ。真夏の駐車中にハンドルが握れないほど熱くなるのは、よく経験することだが、回転するハンドルに冷媒をどうやって流すのかが解決せず、実現できていない、という。

エアバッグについては、スクリーンの前に1、2メートル移動する座席をセットしたエアバッグシュミレータを展示した。会場では実際に体験者に乗車してもらい、衝突のシーンを再現してエアバッグが作動する状態を体験させていた。

《山内 博》

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