独シェフラー社、アジア地域の体制を強化…中国エリアを独立

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独シェフラーグループは、アジア地域の強化策として、現在、アジア太平洋地域としてひとつに統合されている中国、インドおよびその他のアジア諸国からなる組織を2014年1月1日付けで分割すると発表した。

中国は、シェフラーグループにおいて最も速い成長を遂げている国のひとつであり、売上高は約11億ユーロ(約1515億円)とアジア太平洋地域全体の売上の約43%を占めている。今回の組織変更では、中国を独立した一つの地域とし、現在、中国オートモーティブ部門の責任者であるイーリン・ジャン氏が新しい中国地域のCEOに就任。上海を拠点として同地域の運営にあたる。

日本、韓国および東南アジア諸国は、オーストラリアとともに、新しいアジア太平洋地域として統合する。同地域のCEOには、現在、トランスミッションアプリケーションビジネス担当の責任者を務めるアンドレアス・シック氏が就任。シンガポールにて同地域を統括する。

インドは、新しいEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカおよびインド)地域の一部とし、引き続き、ダルメッシュ・アロラ氏がプネーから指揮を執る。

シェフラーグループのクラウス・ローゼンフェルドCEOは「今回、中国と、日本・韓国および東南アジア諸国を2つの独立した地域にすることを決定した。新体制により、これらの重要な成長地域により一層注力できるようになる」とコメントした。

《纐纈敏也@DAYS》

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