【COTY 選考コメント】どこをとっても隙の無い高性能ぶり…津々見友彦

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VW・ゴルフ「コンフォートライン」
VW・ゴルフ「コンフォートライン」 全 8 枚 拡大写真

毎年ながらカーオブザイヤーの選考は苦労する。今年も心に残るクルマのNo1争いをしたのは『ゴルフ』と『フィット』だ。

【画像全8枚】

ゴルフは驚きの進化を遂げていた。1.2リッターターボの「TSIトレンドライン」でも、しっとりとした雰囲気のクラスを超えた走り感。スムーズでクリーンな電動パワステ。思い通りにトレースできるハンドリング性能。しかも快適な乗り心地 そして“プリクラッシュ・システム”や“シティーエマージェンシィ”などの安全装備付き。まさに世界のベンチマークと言え、どこをとっても隙きの無い高性能ぶりだ。

そしてフィット。さすがにゴルフの走り感には及ばないものの、ゴルフを突き放す高性能なのが燃費。特にハイブリッドはいとも簡単に驚きの低燃費を叩き出す。36.4km/リットルのJC08モード燃費は目標だが、それでも実際にドライブすると、フツーに走って軽く23km/リットルをマークする。

トータルバランスの優れたゴルフか、それともフィットか。そこで、私は基本的な指数を計算した。エンジン馬力あたりの価格だ。1馬力幾らなのか?

そのまま計算すると、ゴルフが2.49万円。対するフィットハイブリッドは1.19万円。勿論、この計算では装備やデザイン、ハイブリッドなどの付加価値が反映されていない。なので、ハンドリング、装備、燃費などの修正係数を入れて計算。するとゴルフは1.31万円に対しフィットは0.86万円となり、私は圧倒的にフィットのコストパフォーマンスの高さに10点を投じ、ゴルフには9点を与えた。

エクステリアとインテリアの美しさ、ハンドリングのレベルが高くコストパフォーマンスの高い『V40』に3点にしたが、このクルマも10点をとっても誰もが納得する好感度の高いクルマだ。

そしてスタイリッシュな『アテンザ』に2点。乗り心地とハンドリングの良さを買って『クラウン』に1点を配した。でも心残りなのは安全性が高く、コストパフォーマンスもすこぶる高得点の『XV』に配点出来なかったことだ。

津々見 友彦│モータージャーナリスト
第1回日本GPに出場し、その後日産、トヨタ、いすゞのワークスドライバーとして活躍。現在は自動車雑誌、ラジオ、Car Worldなどに試乗記を書く。サーキット走りとパソコン大好き。今は自転車に凝る。

《津々見友彦》

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