VW グループ、ロシア工場が累計生産70万台…6年で達成

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フォルクスワーゲングループのロシア・カルーガ工場が累計生産70万台を達成
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは11月26日、ロシア・カルーガ工場の累計生産台数が、70万台に到達したと発表した。

フォルクスワーゲングループは2007年11月、モスクワの南西約160kmのカルーガに新工場を建設。一部ノックダウン方式による生産を開始した。2009年10月には、車体プレス工場、塗装工場、車両組み立て工場が完成。現地での一貫生産体制が整った。

累計生産台数70万台は、生産開始から6年で達成した記録。カルーガ工場では現在、フォルクスワーゲン『ティグアン』、と『ポロ』、シュコダ『ファビア』の3車種を組み立てている。

フォルクスワーゲングループは、傘下のアウディやセアト、シュコダなどを含めて2012年、ロシアで31万6000台を販売。前年比は38%増と伸びた。このうち、17万5000台が、カルーガ工場製。

フォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルン会長は、「フォルクスワーゲングループにとってロシアは、欧州最大の成長市場。2018年末までに、さらなる投資を行う。これにより、ロシア自動車産業における強固なエンジンであり続けるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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