【COTY 選考コメント】あらゆる面でレベルが高くなった…ボブ・スリーヴァ

自動車 ニューモデル 新型車
VW・ゴルフ「コンフォートライン」
VW・ゴルフ「コンフォートライン」 全 8 枚 拡大写真

今年、トップを決めるのは簡単だった。

『ゴルフ』は今回のフルモデルチェンジでクラストップのレベルに跳んだ。元々クラストップレベルだったのにさらにあらゆる面でレベルが高くなったのはすごい。今年は圧倒的に強かった(もう少しエクステリアデザインに新しさがあってもいいと思うけど…)。

『フィット』もフルモデルチェンジで良くなった。ハイブリッド車の走りは特に素晴らしい!スポーティさと経済性の両立はホンダらしくて感動した。個性的になったエクステリアデザインでアイデンティティを強くしたのも評価したい。弱いのはインテリア。前モデルより良くなったけど感性品質をもっとレベルアップしてたら…。

『V40』のインテリアデザインはオリジナリティに溢れてカッコいい。コストパフォーマンスはとてもいい一台。

今年、デザインだけ(インテリア・エクステリア・スタイル)に絞ると『アテンザ』が僕のトップです。マツダデザインは本当にレベルが高い。

『Sクラス』のデザインに、ドイツ車らしさが戻ったことも良かったと思う。

VW『ゴルフ』:10点
ホンダ『フィット』:5点
ボルボ『V40』:5点
マツダ『アテンザ』:3点
メルセデス・ベンツ『Sクラス』:2点

ボブ・スリーヴァ│モータージャーナリスト
米国マサチューセッツ生まれ、1983年に来日。日本と海外の企業にデザインと世界のマーケット分析を提供、多数の内外メディアに執筆。現在、日本最大級の工業デザイン会社『コボデザイン』のアドバンス・デザイン・ディレクター。1994年から日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《ボブ・スリーヴァ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る