【ロサンゼルスモーターショー13】キャデラック、エスカレード 新型…ロングボディは圧巻の全長5.7m

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新型キャデラック エスカレード
新型キャデラック エスカレード 全 14 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックは11月19日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー13に、新型『エスカレード』を出品した。新型にとって、これがモーターショーデビューの場となる。

エスカレードは、キャデラックブランドのフルサイズSUV。新型は4世代目で、高級SUVの新基準を目指して開発された。新型の車台は、2013年9月に発表された新型シボレー『タホ』『サバーバン』、新型GMC『ユーコン』『ユーコンXL』と共用している。

圧倒的なボディサイズは、新型の特徴。ホイールベースは、標準とロングの「ESV」の2種類を用意。ボディサイズは、標準車が全長5180×全幅2044×全高1889mm、ホイールベース2946mm。ESVは全長5698×全幅2044×全高1880mm、ホイールベース3302mm。ESVは標準車に対して、ホイールベースが356mm、全長が518mm長い。まさに圧巻の大きさ。

搭載エンジンは、新開発の直噴6.2リットルV型8気筒ガソリンユニット。最大出力は420ps、最大トルクは63.5kgmを引き出す。従来比でパワーは約5%、トルクは約10%向上。トランスミッションは6速AT。気筒休止システムなどにより、燃費性能を向上。足回りには、キャデラック自慢の「マグネティックライドコントロール」が、上級グレードに標準装備。

インテリアは、プレミアムSUVにふわさしいクラフトマンシップにあふれる仕上げ。ダッシュボードのデザインは一新されており、先進のコネクティビリティシステム、「CUE」も最新バージョンが設定される。3列シートの室内は、最大で8名が乗車可能。とくにESVは、3列目のシートと荷室の余裕が大きい。

同じくロサンゼルスモーターショー13では、英国のランドローバーも新型『レンジローバー』のロングホイールベース仕様を初公開。新型エスカレードとともに、米国の高級車の最大市場、カリフォルニア州で存在感を示していた。

《森脇稔》

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