マレーシア主要4行に対するアウトルック、S&Pが引き下げ

エマージング・マーケット 東南アジア

格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、CIMBグループ・ホールディングス、Amバンク(M)、RHBバンク、RHBインベストメント・バンクに対するアウトルックを「安定的」から、格付けが下方に向かう可能性を示す「ネガティブ」に引き下げた。

長引く住宅価格の上昇と家計債務の増加によるリスクがあるためだという。
一方、マラヤン・バンキング(メイバンク)、パブリック・バンク、CIMBバンク、CIMBインベストメント・バンクの債券に対する格付け、および安定的とのアウトルックは維持した。政府から特別な支援を受ける可能性のある機関というのが理由だ。

S&Pはアウトルック引き下げについて、経済情勢の悪化といった事態になれば、住宅ローンが不良債権化する恐れがあるとした。9月末時点の銀行の不良債権比率は1.3%。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  6. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
  7. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  8. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  9. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  10. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る