マレーシア主要4行に対するアウトルック、S&Pが引き下げ

エマージング・マーケット 東南アジア

格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、CIMBグループ・ホールディングス、Amバンク(M)、RHBバンク、RHBインベストメント・バンクに対するアウトルックを「安定的」から、格付けが下方に向かう可能性を示す「ネガティブ」に引き下げた。

長引く住宅価格の上昇と家計債務の増加によるリスクがあるためだという。
一方、マラヤン・バンキング(メイバンク)、パブリック・バンク、CIMBバンク、CIMBインベストメント・バンクの債券に対する格付け、および安定的とのアウトルックは維持した。政府から特別な支援を受ける可能性のある機関というのが理由だ。

S&Pはアウトルック引き下げについて、経済情勢の悪化といった事態になれば、住宅ローンが不良債権化する恐れがあるとした。9月末時点の銀行の不良債権比率は1.3%。

小栗 茂

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