マレーシアの電気料金、来年10-20%の引き上げ=エネルギー相

エマージング・マーケット 東南アジア

マキシマス・オンキリ エネルギー・グリーン技術・水相は来年予定している電気料金の引き上げについて、10-20%程度の引き上げになると明らかにした。

マキシマス大臣は、現在引き上げ率について協議を行っており、20%以下が適当だとコメント。引き上げ率は政府が実施している補助金削減策のもとで決められると述べた。

一方、低所得者には影響が出ないような引き上げ率にすると言明。300キロワット/時(kWh)以下の利用者の料金は据え置きとなるとした上で、75%の家庭消費者への影響はないとの見解を示した。政府は年間1億3,000万リンギの補助金を負担している。このほか国営石油会社ペトロナスが80億-100億リンギの燃料費補助を行っている。

マレーシアの電気料金は1kWh当たり33.5センとなっている。発電及び送電などを含めたコストは42センとなっており、電気料金を上回っている。フィリピンではkWh当たり158セン、タイでは48センとなっている。

広瀬やよい

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