住友ゴム、モトクロス競技用タイヤの新製品を発売…路面追従性と走破性を向上

モーターサイクル 企業動向
MX52フロント
MX52フロント 全 4 枚 拡大写真

ダンロップの住友ゴム工業は、モトクロス競技用タイヤ「GEOMAX MX52/MX32」を12月20日から発売すると発表した。

「GEOMAX MX52/MX32」は国内外のレースで培ったダンロップの最新テクノロジーで開発したモトクロス競技用タイヤ。タイヤの剛性に大きく寄与するカーカスの張力を最適化する技術「CTCS」を新たに導入し、タイヤ剛性を最適な状態にチューニングすることで路面追従性と走破性の向上を図った。

また、19インチサイズのリアタイヤでは、サイドウォール部に吸収性に優れる低硬度コンパウンドを採用することで、路面追従性の向上を図った。

リアタイヤのミドルブロックとショルダーブロックのブロック表面を、二段階の高さとした二段ステップブロック形状にする技術「PCBT」の採用で、タイヤが路面を引っ掻くエッジ効果を高め、加速時のトラクション、コーナリング時のサイドグリップとスライドコントロール性を向上させた。

このほか、周方向ブロック配置数を、ミドルからショルダー部に対しセンター部で少なくする配列にすることで、路面に対する反力を低減し、接地感を向上させた。

発売サイズは、GEOMAX MX52がフロント7サイズ・リア7サイズの計14サイズ、GEOMAX MX32がフロント6サイズ・リア7サイズの計13サイズで、50ccから450ccまで幅広いモトクロス車両に対応する。価格はオープン価格。

《レスポンス編集部》

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