シボレーカマロ、初の大幅改良…レースの経験を活かし、エクステリアを一新

自動車 ニューモデル 新型車
シボレー・カマロ
シボレー・カマロ 全 20 枚 拡大写真
ゼネラルモーターズ・ジャパンは2014年1月11日より、シボレー『カマロ』の改良モデルの発売を開始する。価格は455万円から。

同社コミュニケーションズ/R&Dサイエンスオフィスディレクターのジョージ・ハンセンさんは、カマロを「アメリカ的なクルマ。アップルパイみたいなもの」だと評し、アメリカを代表するスポーツカーだという。

現行モデルは2009年に導入。「2010年から2012年まで、アメリカでは最も売れているスポーツカーで、昨年は、8万4000台販売された。今年もおそらく最も売れたスポーツカーになるだろう」と述べる。

また、「シボレーはアメリカで唯一、ストックカー、スポーツカー、オープンホイールレースに参加しているブランドで、カマロはグラン・ダムやナスカーなどで活躍している」とモータースポーツに積極的に参加しているメーカーだとコメントした。

そして、今回改良されたカマロは、「フロントバンパーの下の開口部を大きく、広くすることで、エンジンの冷却性を上げると同時に、空気抵抗を少なくした」。さらに、「V8 SS RSの場合は、ボンネットに新しい形状のエアスクープを追加した。これにより、高速時にフロントのリフトを下げて、安定性を高めるようになっている」と語りレースからのフィードバックが生産車に活かされていることを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  3. レクサス『LS』現行型、最終モデル「ヘリテージエディション」米国発表…250台限定
  4. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
  5. メルセデス・マイバッハ『Sクラス』に「V12エディション」、100年続くV12エンジンの伝統に敬意…世界限定50台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る