国土交通省、スキャンツールを活用した点検整備、大型トラックも対象に追加…2014年1月から

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国土交通省は、「J-OBDII」(電子制御装置と接続された高度な車載式故障診断装置)を活用した点検整備について情報の取扱指針を一部改正、大型トラックを対象に加えると発表した。

国交省では、大型トラックなどの重量車も、安全・環境性能の向上に伴う新技術の導入により電子制御装置の普及が進んできている。このため、排気ガスに係る装置の点検整備や、外部故障診断装置の開発に必要な情報の提供が円滑に行われるよう、既に乗用車に導入している「J-OBDIIを活用した点検整備に係る情報の取扱指針」を改正した。

2005年10月1日(継続生産車又は輸入された自動車は、2007年9月1日)以降に製造された軽油を燃料とする新長期規制の対象である普通自動車と、小型自動車で車両総重量3.5トンを超えるものも対象に加える。

今回の指針改正により、対象の大型トラックなども、点検整備を行う際に必要となる情報や、自動車と接続して故障診断を行う外部故障診断装置の開発・改良に必要な情報の提供について定められる。

指針の適用時期は2014年1月1日から。輸入車に関しては適用日の2年後からとなる。

《レスポンス編集部》

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