西鉄、高架化工事の「仮線」歩くイベント実施…2014年1月25日

鉄道 企業動向
西鉄天神大牟田線で進められている高架化工事の仮線(右)。今回のウオーキングイベントでは仮線を歩く。
西鉄天神大牟田線で進められている高架化工事の仮線(右)。今回のウオーキングイベントでは仮線を歩く。 全 2 枚 拡大写真

西日本鉄道(西鉄)は11月29日、ウオーキングイベント「西鉄電車レールあんどハイク『三兼池公園&春日公園散策コース』」を2014年1月25日に実施すると発表した。天神大牟田線の高架化工事で一時的に設置される「仮線」を歩く。

鉄道の高架化では、既設の地上線路の上方に高架橋を整備する「直上工法」や、地上線路の脇に仮の線路を敷き、これによって空いた従来の線路敷地に高架橋を建設する「仮線工法」などが用いられる。天神大牟田線の春日原駅(福岡県春日市)付近から下大利駅(大野城市)付近までの3.3kmを高架化する連続立体交差事業(連立事業)の場合、春日原駅付近から白木原駅付近まで直上工法、白木原駅付近から下大利駅付近まで仮線工法を採用している。

今回のウオーキングイベントでは、全行程約6.8kmのうち、白木原駅から下大利駅までの約0.5kmで設置工事が進む仮線を歩く。当日は10時から11時まで白木原駅東口で参加を受け付け、同駅から下大利駅まで仮線を歩いた後、三兼池公園や春日公園を回って白木原駅に戻る。事前の予約などは不要。

春日原~下大利間の連立事業は2021年度の事業完了を予定しており、仮線は最終的には撤去される。西鉄は「仮線路上を歩行できる二度とないチャンス」としてイベントへの参加を呼びかけている。

《草町義和》

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