サーブ、量産を再開…9-3 がラインオフ

自動車 ビジネス 企業動向
サーブ9-3エアロ
サーブ9-3エアロ 全 1 枚 拡大写真

経営破綻したスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)を買収したナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(以下、NEVS)は12月2日、サーブ車の量産を再開した。

スウェーデン・トロールハッタン工場からラインオフしたのは、サーブ『9-3』。2011年12月に経営破綻して以来、サーブ車が量産されるのは2年ぶりとなる。

久々のサーブ車となった9-3は、4ドアセダンの「エアロ」グレード。最大出力220psを発生する2.0リットルターボを積む高性能モデルだ。NEVS社のウェブサイトを通じて、スウェーデンの顧客に直販される。

なお、NEVS社はおよそ400のサプライヤーと部品供給を契約し、サーブ9-3の量産再開にこぎ着けた。同社によると、サプライヤー関連会社まで含めると、世界の約2400の企業がサーブの量産再開に関係しているという。

NEVS 社の創設者で、オーナーのKai Johan Jiang氏は、「トロールハッタン工場のオーナーになって以来、NEVSの経営陣と従業員の取り組みを誇りに思う」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る