マレーシアの公共交通機関、朝ラッシュ時の利用率は5%

鉄道 行政

公共交通機関の利用アップを目指すマレーシアだが、朝の通勤・通学ラッシュ時間帯に利用している率はわずか5%、比較的整備が進んでいる首都圏クランバレーでも利用率は20%程度にとどまっている。

都市交通に関する会議に出席した公共陸運委員会(SPAD)のサイド・ハミド議長が明らかにしたもので、ザ・スターが12月3日報じた。

今年10月に承認された「国家公共陸運マスタープラン」によると、2030年までに都市部における公共交通機関の利用率を40%に引き上げることが目標に掲げられている。サイド・ハミド議長は、マレーシアで公共交通機関の整備が遅れたことを指摘した上で、これまで重視されてこなかったためだと説明。信頼度の高い輸送サービスが適所に導入されれば目標は達成可能だと述べた。

SPADは現在、クアラルンプール、ペナン、ジョホールバルの3地域で公共交通機関の利用率アップに注力している。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 懐かしのクルマが昭和の街並みをパレード…喜多方レトロ横丁 昭和レトロモーターShow 2025
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る