日系大手・中堅航空会社10社、輸送人員当たりの旅客収入5.4%減…2013年7-9月期

航空 行政

国土交通省がまとめた日系大手・中堅航空会社の2013年7-9月期の国内線輸送実績によると輸送人員は、前年同期比10.4%増の2488万8785人と好調だった。

旅客収入は同4.2%増の3925億5900万円で、輸送人員当たりの旅客収入は同5.4%減の1万5800円と下落した。LCC(格安航空会社)の普及で、旅客人数は増加して市場は拡大しているものの、販売競争が熾烈になっていることを裏付けたかっこうだ。

旅客人数トップは東京~札幌の256万7351人、次いで東京~福岡の197万2383人、東京~那覇の148万2081人だった。

利用率トップは小松~札幌の93.7%、次いで関西~仙台の90.9%だった。利用率が最も低かったのは成田~広島の25.8%、次いで宮古~石垣の26.4%だった。

一方、オーバーセールスの発生が判明した時点で、自主的に搭乗を取りやめる旅客を航空会社が幅広く募集するフレックストラベラー制度の利用で全輸送人員に対する不足座席数の1万人当たりの割合では、最も多かったのがスターフライヤーで3.41人だった。

《レスポンス編集部》

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