インドのタタ、英国に投資…ジャガー・ランドローバーの研究開発プロジェクトに参加

自動車 ビジネス 企業動向
ジャガー・ランドローバーのNAICの完成予想図
ジャガー・ランドローバーのNAICの完成予想図 全 1 枚 拡大写真

インドの自動車大手、タタモーターズは12月3日、英国の研究開発施設に対して、長期的な投資を行うと発表した。

タタモーターズは英国に、TMETC(タタ・モーターズ・ヨーロピアン・テクニカルセンター)を建設する計画。この新たな研究開発センターは、英国内の大学と協力し、NAIC(ナショナル・オートモーティブ・イノベーション・キャンパス)の名前で設置するもの。建設工事は2014年9月から開始し、2016年に完成予定。産学協同の研究体制を構築する。

同社の今回の発表によると、TMETCは、NAICがタタモーターズ傘下のジャガー・ランドローバーなどと行う研究開発プロジェクトに参加する予定。タタモーターズはこのプロジェクトに、およそ3000万ポンドを投資する。

研究開発プロジェクトの内容は、石油資源への依存を減らし、CO2排出量を削減するための画期的技術の開発にある。

タタモーターズのティム・レベルトン先進技術&商品開発担当は、「この投資はタタモーターズが世界の顧客に、世界基準の商品を届けるという戦略の次なるステップとして実行するもの」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る