川崎重工、「オリエント・アイリス」の命名・進水式を実施…省エネタイプの運搬船

船舶 企業動向
川崎重工業、リベリアのレプタ・シッピング・カンパニー・リミテッド向け55型ばら積運搬船「オリエント・アイリス」の命名・進水式を開催
川崎重工業、リベリアのレプタ・シッピング・カンパニー・リミテッド向け55型ばら積運搬船「オリエント・アイリス」の命名・進水式を開催 全 1 枚 拡大写真

川崎重工業は、神戸工場でリベリアのレプタ・シッピング・カンパニー・リミテッド向け55型ばら積運搬船「オリエント・アイリス」の命名・進水式を行ったと発表した。

船は、川崎重工が新たに開発した省エネタイプの55型ばら積運搬船の1番船で、進水後岸壁で艤装工事を行い、2014年3月に竣工、レプタ・シッピングに引き渡す予定。

船は船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5つの船倉を持つ。各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能。

主機関には、燃料噴射に電子制御方式を採用した新開発ME-B省燃費型ディーゼルエンジンを採用したのを始め、高効率タイプのプロペラ、カワサキフィン付きラダーバルブ、コントラフィン付きセミダクト、抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用することで、推進性能を向上、燃料消費量の低減を図った。

主機関と発電機用エンジンは、海洋汚染防止条約によるNOx排出量二次規制に対応している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. カスタムカーの祭典、愛知で初開催!「オートメッセ in 愛知 2025」7月26-27日
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る