TRW、クローズドループ制御による車線維持支援システムの生産開始

自動車 テクノロジー 安全
TRW・クローズドループ制御による最新の車線維持支援(LKA)システム
TRW・クローズドループ制御による最新の車線維持支援(LKA)システム 全 1 枚 拡大写真

TRWオートモーティブ・ホールディングスは、欧州市場の2種類のプラットフォームを対象に、同社初となるクローズドループ制御による車線維持支援(LKA)システムの生産を開始したと発表した。

LKAシステムは、ビデオカメラセンサーからのデータと電動パワーステアリング(EPS)の統合により、ステアリングシステムを通じて短いカウンタステアトルクを発生させることで、車体が車線を逸脱することのないようにドライバーをサポートする。

従来のLKAシステムは、車体が車線マークに近づいたときにのみ起動し、カウンタステアトルクによって走行位置の修正をサポートしていたが、クローズドループ制御を採用したTRWのLKAシステムではステアリングの角度をより緻密に制御することが可能。ドライバーはこのアシスト機能にしたがってハンドル操作をすることで、車体が車線マークに近づくことなく、車線中央を走行することができる。また、他のすべてのLKAシステムと同様に、ドライバーはEPSシステムで発生したトルクをいつでも簡単に無効化することもできる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る