東京モーターショー13に出展されていた、レクサス『LF-NX ターボ』のインテリアは黒を基調に黄色を差し色としてコーディネーションしているという。
そう話すのは、レクサスデザイン部主幹の三木鉄雄さん。「このカラーリングは、スポーティさとインパクト、そして良い(刃物の)切れ味を狙ったもの」とコメント。
「黄色はインパネの表面に大きく使っているものの、黒の品質がとても高いことから、黒を効果的に配色し、その中で差し色として黄色が入るイメージで仕上げた」という。
三木さんは例としてシートを挙げる。「通常は座面とサイド部分の色を変えて2トーンにするが、肩口のところにすっと黄色を入れている。これまでのやり方とは違う、新しい刺激を目指した」と述べる。因みに、このシートの座面には刺繍が入っており、「グリップの働きになるのではないかと考え提案した。機能的にも見えるようにデザインしている」と語った。