東海交通事業、城北線で「初日の出号」運転…高架上で停車

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城北線では毎年元旦に『初日の出号』が運転されている。写真は城北線で運用されているキハ11形200番台。
城北線では毎年元旦に『初日の出号』が運転されている。写真は城北線で運用されているキハ11形200番台。 全 2 枚 拡大写真

名古屋北郊の城北線を運営している東海交通事業は、2014年1月1日の朝に『初日の出号』を運転する。

城北線は、枇杷島(愛知県清須市)~勝川(春日井市)間の11.2kmを結んでいる鉄道路線。国鉄の貨物バイパス線として工事が進められたが国鉄改革の過程で凍結され、分割民営化の際はJR東海が未開業線のまま同線の営業権を引き継いだ。その後、JR東海子会社の東海交通事業が旅客列車を運行することになり、1991年から1993年にかけて開業した。

同線は全線に渡り高架橋が整備されており、線路の南側は高層建築が少ないことから見晴らしがいい。東海交通事業は城北線の線路環境を生かし、初日の出を見るための列車として『初日の出号』を毎年元旦に運転している。

今回の運行時刻は、下りが枇杷島6時47分発~勝川7時11分着、上りが勝川6時52分発~枇杷島7時16分着。下り列車は味美~勝川間、上り列車は比良~小田井間で初日の出の時刻にあわせて停車する。乗客には2014年のえと「午(うま)」の置物を各列車先着120人にプレゼントする。

《草町義和》

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