ブガッティ ヴェイロン、累計400台を販売…生産終了まで残り50台

自動車 ビジネス 海外マーケット
ブガッティ ヴェイロン 16.4グランスポーツ VITESSEのジャン-ピエール・ウィミーユ
ブガッティ ヴェイロン 16.4グランスポーツ VITESSEのジャン-ピエール・ウィミーユ 全 3 枚 拡大写真

世界最強、最速、そして最も高価なフランスのスーパーカー、ブガッティ『ヴェイロン』。同車の生産が、残りの50台の販売をもって、終了することが分かった。

これは12月5日、ブガッティが明らかにしたもの。「ヴェイロンの累計販売台数が400台に到達した。生産終了まで、残り50台となった」と発表している。

もともとヴェイロンは、限定450台のみを生産する計画。その内訳は、クーペボディが300台、オープンボディの「グランスポーツ」が150台。すでにクーペは生産を終了しており、完売。今回、グランスポーツも100台が売れたことが明かされた。

ヴェイロンは、2005年の東京モーターショーで市販モデルを発表。8.0リットルW16気筒エンジンに4つのターボを装着し、最大出力1001ps、最大トルク127.5kgmという桁外れのスペックを発揮する。強大なパワーは7速DSGとフルタイム4WDで路面に伝えられ、0-100km/h加速2.5秒、最高速407km/hという世界屈指のパフォーマンスを実現。日本での価格は、2007年当時で1億9900万円。

最新モデルの『ヴェイロン16.4 グランスポーツ ヴィテッセ』では、クーペの「16.4スーパースポーツ」と同じ専用チューンが施され、最大出力は1001psから1200psへ、最大トルクは127.5kgmから153kgmへ、それぞれ199ps、25.5kgmの性能アップを果たす。もちろん、パワーアップに対応して、シャシーは強化。0-100km/h加速は2.6秒、最高速は410km/hの実力。2010年には、クーペの16.4スーパースポーツが、市販車のギネス世界最高速記録、431.072km/hを達成している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る