2日午前7時25分ごろ、福井県鯖江市内の市道で、徒歩で横断歩道を渡っていた集団登校中の小学生8人に対し、赤信号を無視して進行してきた軽乗用車が突っ込む事故が起きた。この事故で1人が重傷。警察はクルマを運転していた28歳の男を逮捕している。
福井県警・鯖江署によると、現場は鯖江市小黒町付近で片側1車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。集団登校中の児童8人は青信号に従い、徒歩で横断歩道を渡っていたところ、赤信号を無視して交差進行してきた軽乗用車が突っ込んできた。
クルマは列の先頭を歩いていた11歳の女児に衝突。女児は近くの病院へ収容されたが、頭部骨折の重傷を負った。他の7人にケガはなかった。警察はクルマを運転していた南越前町内に在住する28歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。
聴取に対して男は「信号を見落としてしまった」などと供述しているようだ。警察では前方不注視が事故の主因とみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。