レクサスが2013年11月、東京モーターショー13でワールドプレミアしたコンセプトカー、『LF-NX』のターボ仕様。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
『LF-NX』は2013年9月、フランクフルトモーターショー13で発表。次世代のレクサスの顧客に向けて、コンパクトSUVを提案したコンセプトカーだ。ボディサイズは全長4640×全幅1870×全高1630mm、ホイールベース2700mm。レクサス『RX』(全長4770×全幅1885×全高1690mm、ホイールベース2740mm)と比較すると、LF-NXは130mm短く、15mm幅狭く、60mm低い。ホイールベースは40mm短い。
外観は、SUV特有の力強さを表現しながら、エモーショナルな走りを予感させるフォルムを追求。スピンドルグリルや、ヘッドランプから独立させたL字型のクリアランスランプなど、レクサス独自のデザイン要素を持たせた。室内は、金属製フレームの骨格に革を組み合わせた仕上げ。タッチパネル上で指を上下左右に動かすことで、文字入力などを行うフリック操作を可能にしたタッチパッド型の新型リモートタッチを採用。
東京モーターショー13で初公開されたLF-NXのターボ版は、2.5リットル自然吸気エンジン+モーターのハイブリッドに代えて、新開発の2.0リットルターボエンジンを搭載。フロントアンダースポイラーなど、ターボモデル専用のエアロパーツも追加され、スポーツ志向を鮮明にした。
近い将来、市販される可能性の高いLF-NX。そのターボ仕様の公式映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。