【INDYCAR】タグリアーニ、2014年にチップ・ガナッシのシートを狙う

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チップ・ガナッシ・レーシングのテストに参加するアレックス・タグリアーニ
チップ・ガナッシ・レーシングのテストに参加するアレックス・タグリアーニ 全 1 枚 拡大写真

インディカーは12月6日、セブリング・インターナショナル・レースウェイで行われたチップ・ガナッシ・レーシングのテストに参加したアレックス・タグリアーニが、2014年シーズンにNo.10のシボレーの車のシート獲得を希望していると明らかにした。

先月、4度のインディカーチャンピオンであるダリオ・フランキッティが引退を発表して以来、チームは2013年度のシリーズチャンピオンであるスコット・ディクソンと、2013年度インディアナポリス500の勝者であるトニー・カナーン、2013年のレースで勝利を飾ったチャーリー・キンボールに加わるラインナップの補足を探している。

怪我をしたフランキッティに代わって10月19日にオート・クラブ・スピードウェイで行われた最終戦でNo.10の車を運転したタグリアーニは、チームの一員になることを望んでいる。彼はそのレースを21番手からスタートし、250ラップ中の5ラップをリードしたが、接触事故の為に14位でフィニッシュすることとなった。

「僕が12月に車のテストを行うのは、それほど頻繁に起こることではないので、レースカーに乗るのはとても不自然な感じがするね。ガナッシ・レーシングで走行するのは、ただ夢が現実になったとしか言いようが無い。彼等のテストプログラムを実行するのは名誉なことだ」とタグリアーニは語った。

2014年シーズンに対する他の機会は、他のチームからタグリアーニに対してオファーがあるようだが、彼はこのチップ・ガナッシの赤と白のレースカーを優先するつもりだ。

「チームと一緒にいて、物事が運んでいる今の状況において、僕は他の場所を見たり、他の事に集中したりはしていない。なぜならそれはこのチームに対して尊敬を欠くことになり、彼等の信頼を裏切ることとなるからだ。他のチームが関心を示してくれるのは嬉しいが、今僕はこのプログラムに全力で貢献するだけだ」と彼は付け加えた。

《河村兵衛》

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