ボーイング、1機目のインマルサット‐5衛星が最初の周回軌道上からのシグナルを送信

宇宙 企業動向
プロトン・ブリーズMロケットによって打ち上げられるインマルサット5
プロトン・ブリーズMロケットによって打ち上げられるインマルサット5 全 1 枚 拡大写真

ボーイングは12月9日、同社の最初の『インマルサット5』衛星が周回軌道上からシグナルを送り、世界で初の高速モバイル・ブロードバンドサービスを政府や商用ユーザー達に提供する、グローバル・エクスプレスの最初のステップを踏んだことを発表した。

この宇宙船はカザフスタンのバイコヌール・コスモドロームから、東部時間の12月8日午前7時12分に国際打ち上げサービスのプロトン・ブリーズMロケットによって打ち上げられた。そして約16時間後に、この人工衛星は予想されたように機能していることが、制御者達によって確認された。最終周回軌道に到達した後、インマルサットのサービスを公式に開始する前に、それは幾つかの追加的な挙動やテストを行うこととなる。

インマルサット5衛星は海上の船舶や航空機の乗客の為の飛行中の接続、高解像度ビデオや音声、データのストリーミングなどを、他のサービスに加えて包括的に提供する。インマルサット5の2機目及び3機目はエルセガンドにて生産中で、2014年に打ち上げが予定されている。ボーイングは最近、4機目のインマルサット‐5を製造する許可を受けた。

《河村兵衛》

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