ボーイング、1機目のインマルサット‐5衛星が最初の周回軌道上からのシグナルを送信

宇宙 企業動向
プロトン・ブリーズMロケットによって打ち上げられるインマルサット5
プロトン・ブリーズMロケットによって打ち上げられるインマルサット5 全 1 枚 拡大写真

ボーイングは12月9日、同社の最初の『インマルサット5』衛星が周回軌道上からシグナルを送り、世界で初の高速モバイル・ブロードバンドサービスを政府や商用ユーザー達に提供する、グローバル・エクスプレスの最初のステップを踏んだことを発表した。

この宇宙船はカザフスタンのバイコヌール・コスモドロームから、東部時間の12月8日午前7時12分に国際打ち上げサービスのプロトン・ブリーズMロケットによって打ち上げられた。そして約16時間後に、この人工衛星は予想されたように機能していることが、制御者達によって確認された。最終周回軌道に到達した後、インマルサットのサービスを公式に開始する前に、それは幾つかの追加的な挙動やテストを行うこととなる。

インマルサット5衛星は海上の船舶や航空機の乗客の為の飛行中の接続、高解像度ビデオや音声、データのストリーミングなどを、他のサービスに加えて包括的に提供する。インマルサット5の2機目及び3機目はエルセガンドにて生産中で、2014年に打ち上げが予定されている。ボーイングは最近、4機目のインマルサット‐5を製造する許可を受けた。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る