国土交通省、メコン地域物流訓練センター支援事業を実施…トラック運送事業での安全対策などを講義

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トラック運送実務の講義・実習
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国土交通省は、12月3~6日まで、ベトナム・ハイフォンで実施した「メコン地域物流訓練センター支援事業」を実施したと発表した。

開講式では、国土交通省の小瀬国際物流課長が挨拶した後、ベトナム運輸省国際協力局のトゥイ次長、海事総局トゥー次長、ベトナム海事大学ズン副学長が挨拶し、日本の支援に対する感謝の意が表明された。

国交省では、ベトナムを始めとするメコンでの経済成長に、物流の高度化は不可欠であり、これを支える人材育成を支援するため、事業を展開している。今回、訓練センターの指導者候補など、18人が参加し、日本の物流専門家が物流実務について講義・実習を行った。

トラック運送実務では、運行管理の重要性と、その具体的な取り組みの紹介、安全点検の実施訓練などを通して、トラック運送事業での安全面の取り組みについて講義・実習を行った。

倉庫実務では、「5S」と、その具体的な取り組みの紹介、倉庫を運営する上で、ロケーション作りのための「商品ABC分析」と、その実施訓練を実施するなど、物流実務の改善・効率化、物流サービスの品質向上について講義・実習を行った。

講義・実習を通じて、参加者からは、多くの質問が寄せられ、日本の物流サービス実務に対する関心の高さを示した。また、今回と同様なな指導者支援プログラムの継続に加え、訓練センターの生徒を対象にした支援プログラムの実施など、要望が寄せられた。

《レスポンス編集部》

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