ロッキード・マーチン、米海軍と共にオーストラリア海軍に2機のMH-60Rヘリコプターを初納入

航空 企業動向
オーストラリア海軍に納入された2機のMH-60Rヘリコプター
オーストラリア海軍に納入された2機のMH-60Rヘリコプター 全 1 枚 拡大写真

ロッキード・マーチンは12月10日、ニューヨーク州オゥエンゴに所在する同社の施設にて行われた式典において、オーストラリア海軍が米海軍より最初の2機の『MH-60R(ロメオ)』の納入を受けたことを発表した。

シコルスキー航空機によって製造され、ロッキード・マーチンの先進的ミッションシステムとセンサーを装備したMH-60Rは、米海軍にすでに外洋と沿岸における主要対潜水艦及び対水面戦闘システムとして採用され、運用されている。米海軍はオーストラリア防衛軍の要求に、24機の新世代多目的海洋戦闘航空機である証明されたMH-60Rヘリコプターによって応じた。全ての編隊は、2016年までに漸次納入されることとなる。

「MH-60Rヘリコプターはセンサーとシステムの完全なパッケージを搭載し、今日の増加しつつある潜水艦及び海表の脅威に対抗することができる。我々はこれらの機能をもたらす為に、米海軍及びオーストラリア海軍と協力することを名誉とする」とロッキード・マーチン航空システムの副社長であるダン・スプーア氏は語った。

MH-60Rは対潜水艦及び対水面戦闘などの主要ミッションエリアにおける対抗できない機能の他に、それは探索や救命、垂直補給や海軍水面射撃のサポート、後方支援や人員の輸送、医療的避難やVHF/UHF/リンクのコミュニケーションといった二次的ミッションの機能を備えている。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  2. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る