IHI、新型タワークレーン TS-500 を開発

自動車 ビジネス 企業動向
新型ジブクライミングクレーン・JCC-TS500
新型ジブクライミングクレーン・JCC-TS500 全 1 枚 拡大写真

IHI運搬機械は12月11日、清水建設およびエスシー・マシーナリと新型ジブクライミングクレーン(タワークレーン)「JCC-TS500」を共同開発したと発表した。

巻上げ作業については、駆動装置に採用しているインバータを最大限に利用することで、使用頻度の高い中間荷重の部材に対する巻上げ速度の高速化を図った。また、クレーンの昇降装置の出力を最大限に利用し、クレーンのクライミング時間を高速化。クライミング中の作業休止時間の低減を実現する。

また、クレーンの安定度を示す力のモーメントが500クラスにおいて、従来の同規模のマスト(支柱部分)の自立は最大42メートルだったが、今回、タワークレーン業界ではトップとなる51メートルを実現。これによりクレーンの壁つなぎによるクライミング回数や必要部品の点数とその運送費が低減でき、作業効率化に貢献する。

さらにクレーンの荷役作業時におけるマストの水平撓み(たわみ)も自立高さの100分の1に抑えるなど、利用するオペレータが操作しやすい、安定性に優れた「Smartクレーン」となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  2. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  3. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  4. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  5. 「カッコよくていい!」中国トヨタの新型5メートル級EVセダンに日本国内からも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  2. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  3. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  4. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る