【マツダCXー5 25S Lパッケージ試乗】スムース&余裕のパワーフィール…島崎七生人

試乗記 国産車
マツダCXー5 25S Lパッケージ
マツダCXー5 25S Lパッケージ 全 8 枚 拡大写真

ここ最近のマツダ車の通例で、『CX-5』の搭載エンジン、グレードごとの外観上の差異はごくごく僅か。新設定された「25S Lパッケージ」も、見かけは“見慣れた19インチタイヤ&ホイールの『CX-5』”だ。

【画像全8枚】

ところが試乗してみると“新たなキャラ”を実感した。とにかくシリーズきってのスムースで余裕のある走りを見せてくれるからだ。188ps/25.5kgm(FF)の性能の直噴4気筒ガソリンエンジンは、6速ATとのマッチングが良好で、街中から高速走行までストレスなく仕事をこなす。しかもエンジン回転を上げても音、振動が急激に高まらないのがいい。100km/hは6速でちょうど2000rpmを指し、そこからの加速も実に伸びやか。レギュラーガソリン仕様で、JC08モード燃費は2リットルエンジンと僅かの差の15.2km/リットル。排気量に照らせば、街中主体のような乗り方でも燃費の落ち込みが少ない感触だ。

最新スペックのリヤダンパーが与えられた足回りもしっとりとした感触にオッ!?と思わせられる。タイヤ&ホイールの自重とサイズは意識させず、通常走行時の、低速から入力を足がいなしてくれるタッチが心地いい。FF車は1480kgの比較的軽量なボディで、しなやかなまま、身のこなしにも軽快感がある。

Lパッケージの、座面の角度調整も可能なパワーシートは、より好みのポジションが得られ、かつシートヒーター付きなのがありがたい(ドイツ車のように“効き”がより素早ければさらにいい)。車線逸脱警告、後方からの接近車両を知らせるリア・ビークル・モニタリングシステム、アダプティブ・フロントライティング・システムなどの危険認知支援機能も心強い。アイドリングストップの停止/再始動はショックをまったく伴わず、洗練されている。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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