日産自動車は12月12日、『シーマ』などの後席ドアロックに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは日産『シーマ』、三菱『ディグニティ』の2車種で、2012年4月19日~2013年8月29日に製造された2682台。
後席ドアにおいて、アウトサイドハンドルとドアロック装置を連結するケーブルの戻りが遅くなることがあるため、当該ハンドルを離して戻す操作をした際に当該ケーブルがロック位置まで戻らないことがある。このため、ドアを閉じることができなくなり、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがある。
全車両、当該ドアロック一式(左右)を対策品と交換する。
不具合発生件数は5件で、市場からの情報により発見した。
事故は起きていない。