米ソルトレイクシティに新たな路面電車「Sライン」が開業…1日約3000人見込む

鉄道 行政
新たに開業したソルトレイクシティの路面電車「Sライン」プロジェクトの公式サイト。「12月8日開業」の文字が入っている
新たに開業したソルトレイクシティの路面電車「Sライン」プロジェクトの公式サイト。「12月8日開業」の文字が入っている 全 2 枚 拡大写真

米国ユタ州のソルトレイクシティに12月8日、路面電車「Sライン」が開業した。全長3.2km・全7駅の路線で、既存の軽量軌道交通(ライトレール)「TRAX」の駅を起点に南部のシュガーハウス地区までを結ぶ。

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路線は「シュガーハウス・ストリートカー」として、ユタ交通局(UTA)・ソルトレイク市・サウスソルトレイク市により計画され、2012年4月に着工。建設費は3718万ドル(約38億円)で、うち2600万ドルは米運輸省による補助を受けている。

鉄道業界誌レールウェイ・ガゼット・インターナショナル(オンライン版)によると、車両は「TRAX」の新型車両と同じ独シーメンス製の低床車両S70形が使用されるが、ホーム長さの制限があるため「TRAX」で行われている2編成を連結しての運転は行わない。

電車は20分おきに運行され、初年度は1日約3000人の利用を見込んでいる。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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