IHI、水害対策機能付き二多段式駐車装置用ゲートを開発

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IHI・水害対策機能付き二多段式駐車装置用ゲート
IHI・水害対策機能付き二多段式駐車装置用ゲート 全 1 枚 拡大写真

IHI扶桑エンジニアリングは、業界初となる水害対策機能を有する二多段式駐車装置用ゲートを開発し、販売を開始した。

水害対策機能付きゲートは、近年増加している集中豪雨に対して、雨水のピットへの流入を軽減、ピット冠水による車の水没被害を防ぐことを目的に開発した。

ゲートには、水位50cm程度の水圧に耐える強度と能力を付加。強度増強に伴うゲートの重量増加に対しては、ゲート昇降モーターの能力を強化した。

ゲート面はアルミ製パネル。稼動部は特殊パッキン等を施すことで、ゲートからピットへの雨水の流入は3連の場合で0.05立法米/分以下に抑えることができ、ピットに設置されている排水ポンプでの排水もできる。

また、緊急時のみ対応する防潮板と異なり、入出庫時以外は常に閉鎖され、水害対策機能を保持。特別な操作も不要で、別途防潮板を設置する場合と比較して、コストを1/2程度に抑えることができる。

販売価格は、従来の標準型前面ゲートに、3 連の場合で、90万円前後で設置が可能。

《纐纈敏也@DAYS》

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