IHI、水害対策機能付き二多段式駐車装置用ゲートを開発

自動車 ビジネス 企業動向
IHI・水害対策機能付き二多段式駐車装置用ゲート
IHI・水害対策機能付き二多段式駐車装置用ゲート 全 1 枚 拡大写真

IHI扶桑エンジニアリングは、業界初となる水害対策機能を有する二多段式駐車装置用ゲートを開発し、販売を開始した。

水害対策機能付きゲートは、近年増加している集中豪雨に対して、雨水のピットへの流入を軽減、ピット冠水による車の水没被害を防ぐことを目的に開発した。

ゲートには、水位50cm程度の水圧に耐える強度と能力を付加。強度増強に伴うゲートの重量増加に対しては、ゲート昇降モーターの能力を強化した。

ゲート面はアルミ製パネル。稼動部は特殊パッキン等を施すことで、ゲートからピットへの雨水の流入は3連の場合で0.05立法米/分以下に抑えることができ、ピットに設置されている排水ポンプでの排水もできる。

また、緊急時のみ対応する防潮板と異なり、入出庫時以外は常に閉鎖され、水害対策機能を保持。特別な操作も不要で、別途防潮板を設置する場合と比較して、コストを1/2程度に抑えることができる。

販売価格は、従来の標準型前面ゲートに、3 連の場合で、90万円前後で設置が可能。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る