フィリップス、ドラレコやLEDフォグなどアジア戦略商品を発表

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Automechanika Shanghaiのフィリップスブース
Automechanika Shanghaiのフィリップスブース 全 11 枚 拡大写真

12月10日から13日の日程で、自動車関係のアフターマーケットや部品サプライヤーに特化したトレードショー「Automechanika Shanghai 2013(オートメカニカ上海)」が開催された。

【画像全11枚】

◆4100社以上が参加する一大イベント

Automechanikaは、日本ではあまりなじみのないトレードショーだが、フランクフルトを始め、メキシコ、マドリード、ブエノスアイレス、ドバイ、クアラルンプールなど世界13都市で開催されている。

このうち上海は、フランクフルトに続く2番目の規模を誇るイベントで、今年は4100社以上のTier1、Tier2を含むコンポーネントおよび部品メーカー・サプライヤーの他、各国のアフターマーケット、ソリューションベンダーなどが一堂に会し、期間中11万人以上の業界関係者が来場するという。

◆フィリップス、2014年で自動車向けライト商品化100周年

イベント初日の10日には、フィリップスのブースで日中韓に加えタイ、マレーシア、インドネシア、フィリピンなどASEAN各国の報道陣を招いたプレスカンファレンスが行われた。このプレスカンファレンスでは、フィリップスの新しいアジア戦略商品などが発表された。

フィリップスオートモーティブ CEO ドミニク・プランケ氏は、「1914年の自動車向けライトの商品化から100周年にあたる来年に向けて、フィリップスはSafety(安全性)、 Style(スタイル)、 Environmentally Friendly(環境配慮)、の3つを事業戦略の柱とします」とグローバル戦略のコンセプトが語られた。

◆ドラレコ、LEDフォグ、空気清浄機など機能用品をリリース

そして、この3つの柱を具現化したといえる新製品群がクレメンス・ブルナー氏(フィリップスオートモーティブ 副社長兼アジアパシフィック ゼネラルマネージャー)によって紹介された。

このうちADR800は、フィリップスとしては初となるドライブレコーダーだ。特徴は、小型ながら背面モニタも内蔵されている点、事故前後の画像30秒についてプロテクトがかかり、上書きや消去ができないようになっている点、独自の画像補正機能によって走行中の振動やジャンプによる画像のブレを抑える機能、などが挙げられる。上位モデルには、夜間撮影にも対応したナイトビジョン機能(切り替え設定不要)も搭載される。

Xtreme Ultinonは、ハロゲンタイプのフォグランプより45%明るいLEDフォグバルブである。6000K、2400ルーメンという高出力LEDバルブだが、特徴はそのビームパターンにある。LEDフォグランプ自体はアフターマーケットでは珍しいものではないが、既存の製品より横方向への配光が広いため、雨天や霧などでより安全なフォグランプとなる。

他にも車載用空気清浄機(GoPure)や、車のボディカラーとコーディネーションが可能ならカラードバルブ、雪・霧・スモッグといった条件下でも視認性を向上させたイエローバルブなども紹介された。

空気清浄機は、タイやインドネシアなどで二―ズが高いが、大気汚染やPM2.5が問題となっている中国で、ここ数年非常に売り上げを伸ばしている製品だそうだ。小型化され、HESA/HEPAフィルターが搭載され、静音性にも優れた新型には、中国メディアの関心も高かった。

カラードバルブ(ColorVision)は、一般的なH4、H7バルブだが、レンズに着色してあり、リフレクターの色が青、赤、黄色、緑などに見えるようになる製品だ。ボディカラーにあわせたり、配色をアレンジすることで、ドレスアップや若い世代のニーズに応える。リフレクターは着色されたように見えるが、点灯時の配光は白色であり多くの国で法規制もクリアできるとのことだ。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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