【日産 エクストレイル 新型発表】岩場、土、丸太橋…オフロード性能の実力は

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新型エクストレイル オフロード試乗会 in 横浜みなとみらい
新型エクストレイル オフロード試乗会 in 横浜みなとみらい 全 9 枚 拡大写真

12月13日、日産自動車は新型『エクストレイル』のオフロード試乗会を横浜「みなとみらい」地区の特設コースにて行った。

【画像全9枚】

新型エクストレイルは「継承と進化」をキャッチフレーズに、先代からのオフロード性能などを残しながら、安全性や都市部での操作性などを改良し、流行のクロスオーバーSUVとしてのカラーを打ち出している。しかし、初代、2代目からのファンとしてはクロスオーバー化するエクストレイルを歓迎しない向きもあるかもしれない。そんな不安や懸念を払拭し、変わらないオフロード性能と進化した乗り心地を体験してもらおうと企画された試乗会だ。

会場は、日産自動車グローバル本社近くに設置された特設コースだ。舗装された敷地内に、土の凹凸路、バンク、丸太橋、岩によるラフロード、傾斜20度のアップダウンコースが設定されており、周辺に高層ビルを眺めながらのオフロード体験ができるという演出となっている。

コースの最初に出現する土の凹凸路は、左右の凹凸が交互になっている。このコースでは「アクティブライドコントロール」システムを試すことができる。通常このような路面では車が左右に常に傾き、それを繰り返しながら進んでいくため、不快な振動が避けられない。アクティブライドコントロールは、振動の具合によってエンジンやブレーキを制御し、なるべく安定した走行を維持してくれる。実際に走行してみると、サスペンションの突き上げや体が左右に揺さぶられる感覚が少ないことがわかる。

岩のラフロードの走破性も悪くない。岩場のような凹凸はそれなりに上下動を感じるが、ショックが底付きするような急激な振動はなく、ステアリングの保持もあまり意識する必要がなかった。アップダウンコースでは、坂道発進やヒルディセンドコントロールを試すことができた。坂道発進のパーキングブレーキ自動アシストは、急坂でもホイルスピンなど気にせず発進が可能であり、ヒルディセンドコントロールも先代からの機能がしっかり踏襲されており安心感が持てる。

強いて難点をいえば、フロントデザインが微妙に変わったため、前方の見切りが若干悪くなった感があることだろう。岩場、丸太橋、下り勾配などでは、足元の状況が見えないため、タイヤやステアリングからの入力を意識する必要があるが、アクティブライドコントロールやヒルディセンドコントロールなどのアシストが生きる局面でもある。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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