ボンバルディア、踏切の新技術によって鉄道の安全性を向上

鉄道 テクノロジー
EBIゲート2000踏切システム
EBIゲート2000踏切システム 全 1 枚 拡大写真

ボンバルディア・トランスポーテーションは12月16日、欧州ユニオンが創設した鉄道輸送の統合セキュリティの為の鉄道産業パートナーシップである『プロテクトレール』に国際組合員として参加し、そのEBIゲート2000踏切システムのデモンストレーションを行った。

このデモンストレーションはポーランドのZmigrodのテスト用トラックで行われ、最新式の鉄道セキュリティのソリューションを実証して見せた。このシステムはポーランドで製造され、障害物検知機と初めて統合されたものである。

このテストの成功はカトウィツェに所在するボンバルディアとハネウェルとの協業の結果である。これらが統合された時、EBIゲート2000システムは踏切の横断もしくは列車運行を阻害する可能性のある踏切内の障害物の情報を受け取り、データをプロテクトレール・システムに転送する。この情報はその後、横断やステーション、列車の人員によって使用される。この成功的なテストはまた、列車の運転手に必要なブレーキの情報を与えるメカニズムを開発する基礎を提供する。

プロテクトレールは現在の鉄道セキュリティにおいて、最も大きな統合プロジェクトの一つである。プロテクトレールは現存するセキュリティ・ソリューションを統合する目的で、2010年9月より29の会社が協業するために構成されている。

《河村兵衛》

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