ボンバルディア、踏切の新技術によって鉄道の安全性を向上

鉄道 テクノロジー
EBIゲート2000踏切システム
EBIゲート2000踏切システム 全 1 枚 拡大写真

ボンバルディア・トランスポーテーションは12月16日、欧州ユニオンが創設した鉄道輸送の統合セキュリティの為の鉄道産業パートナーシップである『プロテクトレール』に国際組合員として参加し、そのEBIゲート2000踏切システムのデモンストレーションを行った。

このデモンストレーションはポーランドのZmigrodのテスト用トラックで行われ、最新式の鉄道セキュリティのソリューションを実証して見せた。このシステムはポーランドで製造され、障害物検知機と初めて統合されたものである。

このテストの成功はカトウィツェに所在するボンバルディアとハネウェルとの協業の結果である。これらが統合された時、EBIゲート2000システムは踏切の横断もしくは列車運行を阻害する可能性のある踏切内の障害物の情報を受け取り、データをプロテクトレール・システムに転送する。この情報はその後、横断やステーション、列車の人員によって使用される。この成功的なテストはまた、列車の運転手に必要なブレーキの情報を与えるメカニズムを開発する基礎を提供する。

プロテクトレールは現在の鉄道セキュリティにおいて、最も大きな統合プロジェクトの一つである。プロテクトレールは現存するセキュリティ・ソリューションを統合する目的で、2010年9月より29の会社が協業するために構成されている。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  3. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る