三井造船、ベトナムのUBIタワーとプロセス機器の合弁生産で合意

船舶 企業動向

三井造船は、ベトナムのUBIタワー・ソール・メンバーと、石油精製・石油化学プラントなどに使用されるプロセス機器を合弁生産することで合意したと発表した。

両社は新会社「MES UBI ヘヴィ・インダストリーズ」を2014年2月末に設立する。資本金は約5億1000万円で、三井造船、UBIタワーが折半出資する。

現在、新会社を設立するベトナムのハイズン省政府への会社設立申請を準備中で、2014年2月末に政府認可を取得し、同年6月頃から本格稼働する予定。

合弁会社が製作するプロセス機器は、石油精製・石油化学・製鉄所・発電プラント向け製品。プラント建設が活発な東南アジア市場で、プロセス機器需要を取り込んでいく。ベトナムの安くて豊富な労働力と、三井造船が従来培ってきた技術力と実績を融合、コスト競争力の高い製品を供給し、プロセス機器事業の拡大を図る。

合弁パートナーであるUBIタワーは、ベトナム・ハイズン省に工場を持ち、風力発電用風車支柱、橋梁部品などを主に製作している。事業を拡大するため、既設設備を利用して製作可能な製品の海外パートナーを探していたところ、東南アジアでのプロセス機器生産拠点設立を目指していた三井造船と目的が合致し、合弁会社設立で合意した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る