【ホンダ ヴェゼル 発表】開発責任者 板井義春氏「シリーズ150万台の3割担う」

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ ヴェゼル
ホンダ ヴェゼル 全 21 枚 拡大写真

ホンダがクロスオーバーの新モデルとして12月19日に発表した『ヴェゼル』は、今年9月に国内投入した新型『フィット』のシリーズ展開モデルでもある。

開発責任者である本田技術研究所の板井義春主任研究員は、同シリーズのグローバル販売の「ざっと3割を占めると想定している」と語った。ヴェゼルは日本ではフィットシリーズの第2弾との位置付けだが、今後はすでにインドで『シティ』として発表されたセダンも加わる。ホンダの伊東孝紳社長は、グローバルコンパクトとしてのフィットシリーズについて2016年度には「世界で150万台規模の販売」を行う狙いを掲げている。

板井氏によると、この150万台のうちの3割相当、つまり45万台規模をヴェゼルでまかなうことになる。日本ではシリーズのうち、フィットが圧倒的に多くなるが「地域によってはヴェゼルの方が多い所もある。北米などは多分そうなる」(板井氏)と見ている。

その北米向けは2014年春に稼働するメキシコの新工場がフィットとともに、供給拠点になる。この他の海外生産計画はまだ公表していないものの、板井氏は「かなりの地域に広がる」と話している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る