【ホンダ ヴェゼル 発表】他モデルとの部品共用は5割程度

自動車 ニューモデル 新型車
本田技術研究所 板井義春主任研究員
本田技術研究所 板井義春主任研究員 全 16 枚 拡大写真

ホンダが12月19日に発表した『ヴェゼル』は、今年9月に国内投入した新型『フィット』シリーズの展開モデルでもある。もっとも、ホイールベースやトレッドはフィットより大きく、同じプラットフォーム(車台)でありながら、縛られることなく開発した経緯がうかがえる。

開発責任者である本田技術研究所四輪R&Dセンターの板井義春主任研究員は、「ケタ違いに魅力的なクルマにしよう」と取り組んだというだけに、「プラットフォームという枠にとらわれない共用化を行ったので、ヴェゼルの専用部分は多い」と話す。

枠にとらわれない部品の共用化とは、フィットのみならず、量産効果の高い同社のグローバルカーの部品とも共用化を図るやり方だという。たとえば、フロントサスペンションには新型アコードにも採用した「振幅感応型ダンパー」という最新で高級な技術を取り入れ、共用化も実現した。

板井氏によると、そうしたフィットを含む他モデルとの共用化部品は「半分程度」という。フィットをベースとしながら、サイズやジャンルの異なるモデルならではの「新たな共用化」を模索したようだ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る