【2014年3月ダイヤ改正】青い森鉄道、新駅開業と車両増備で輸送力強化

鉄道 企業動向
このほど新造された青い森703系。車両の増備により輸送力の強化を図る。
このほど新造された青い森703系。車両の増備により輸送力の強化を図る。 全 2 枚 拡大写真

青い森鉄道は12月20日、筒井駅(青森市)の開業などに伴うダイヤ改正を2014年3月に実施すると発表した。車両の増備により列車を増発するなど、輸送力の強化が主な内容となる。

筒井駅は青い森鉄道線の東青森~青森間に設置される新駅。東青森駅から1.3km、青森駅から4.5kmの地点に設けられ、快速列車が下り3本・上り4本、普通列車が下り23本・上り22本停車する。同駅の開業により利用者の増加が見込まれることから、青い森鉄道は11年ぶりの新造車両となる青い森703系を4両(2両編成2本)増備。ラッシュ時を中心に列車の増発を行う。

浅虫温泉~青森間では、初列車から9時台まで下り1本・上り4本の増発を行う。また、八戸~青森間の直通列車もシャトル便の運用を見直すことで増強し、下りは現在より4本多い22本、上りも5本増やして22本にする。これにより昼間時間帯も1時間あたりほぼ1本の運転本数が確保される。

このほか、八戸線乗り入れの普通列車や大湊線直通の快速『しもきた』で使用しているJRの気動車を、青い森鉄道の電車に置き換えたダイヤに変更する。また、青い森703系を使用した快速列車を八戸~青森間で上下7本運転する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る