【2014年3月ダイヤ改正】東京メトロ、千代田・半蔵門・南北・副都心各線で増発や終列車繰下げ

鉄道 企業動向
東京メトロ半蔵門線の08系(左)と8000系。来年3月のダイヤ改正で終電時刻が繰り下がる。
東京メトロ半蔵門線の08系(左)と8000系。来年3月のダイヤ改正で終電時刻が繰り下がる。 全 3 枚 拡大写真

東京地下鉄(東京メトロ)は12月20日、千代田線・半蔵門線・南北線・副都心線で2014年3月15日にダイヤ改正を実施すると発表した。半蔵門線・南北線で平日の最終列車を繰り下げるほか、千代田線・副都心線では列車を増発する。

半蔵門線では、現行の清澄白河行き最終(東急田園都市線中央林間23時10分発)と永田町行き最終(中央林間23時18分発)を押上駅まで、青山一丁目行き最終(中央林間23時25分発)を清澄白河駅まで延長。押上行き最終を現行より17分、清澄白河行きを14分繰り下げ、錦糸町駅でのJR総武線との接続改善を図る。

また、押上から渋谷方面に関しても、現行の押上発最終(0時8分発鷺沼行き)の後に0時18分発の水天宮前行きを増発。押上~水天宮前間の最終列車時刻を10分繰り下げる。

南北線では、現行の赤羽岩淵行き最終(東急目黒線日吉23時22分発)を埼玉高速鉄道線の鳩ヶ谷駅まで、駒込行き最終(日吉23時39分発)を赤羽岩淵駅まで延長。埼玉高速線内への最終を現行より14分、赤羽岩淵駅への最終を12分繰り下げ、王子駅でのJR京浜東北線との接続改善を図る。

また、埼玉高速線内から南北線方面に関しても、現行の浦和美園発駒込行き最終(23時55分発)を市ヶ谷駅まで延長するとともに、0時6分発の駒込行きを増発。埼玉高速線内から市ヶ谷駅への最終を現行より14分、駒込駅への最終を11分繰り下げる。また、浦和美園23時42分発奥沢行きの溜池山王発時刻を1分繰り下げ、銀座線の渋谷行き最終列車からの接続を改善する。

このほか、平日朝ラッシュ時では朝6時台の王子神谷発日吉行き1本を浦和美園発に変更、7時台に目黒~白金高輪間を2往復増発する。

千代田線では、平日・土休日ともに日中の綾瀬~代々木上原間を1時間あたり2往復増発(うち1往復はJR常磐線直通)し、運転間隔を6分から5分に短縮する。また、平日朝8時台の霞ヶ関行きを代々木上原まで延長するほか、土休日の18・19時台に列車を増発する。

北綾瀬~綾瀬間の通称「北綾瀬支線」では、平日・土休日ともに日中・夜間で1時間あたり2往復増発し、運転間隔を約15分から約10分に短縮する。

副都心線では、平日の6~7時台に新宿三丁目~渋谷間で2往復を増発。このほか、早朝に小竹向原駅で有楽町線と副都心線急行との接続を改善する。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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