AIRDO、中期経営計画を策定…2016年度に営業収入600億円、当期純利益16億円目指す

航空 企業動向

AIRDOは、中期経営計画となる「2013~2016年度中期経営戦略」を策定した。

中期経営戦略では、「目指すべき姿・ネットワーク形成の考え方」をビジョンとして表した上で、その実現に向けたアプローチを通じ「独自のビジネスモデル」を確立していくことを明記した。経営目標の達成とビジョン実現に向けた方策として、マーケティング(商品・市場)戦略を踏まえた価値提供の具現化と、生産性向上と企業体質強化による経営基盤の強化という方針を掲げた。

経営基盤を強化するため、将来における事業基盤強化を念頭に、費用適正化・生産性向上・IT推進を実現し、遅くとも2016年度までにユニットコスト10円台を達成する。同時に増収に向けた取り組みによってユニットプロフィットの最大化を目指す。

また、会社の安定と事業の持続的発展を見据え、人財力の強化、活力ある生産性の高い組織の実現につながる各種施策を推進し、外部環境の変化に即応できる柔軟で強靭な組織運営体制の構築を図る。

経営目標では、2013年に営業収入495億円、営業利益3億円、最終利益6000万円、売上高営業利益率0.6%の予想だが、中期経営戦略の最終年度にあたる2016年度に、営業収入600億円、営業利益29億円、当期純利益16億円、売上高営業利益率4.8%の達成を目指す。

ユニットコスト目標に加え、新たにユニットプロフィットを経営指標として採用し、その最大化を目指すことで、品質向上や経営基盤を強化するための投資を実行しながら、収益性の改善を実現する。2016年度のユニットプロフィット目標0.55円を掲げる。

《レスポンス編集部》

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