コスモ石油は、2014年2月28日付けで、石油開発事業を分社化すると発表した。
石油開発事業は、同社の事業ポートフォリオの中でも安定した収益の柱となっている。今後、収益拡大を図ることを目的に、石油開発事業を分社化することで、スピーディな経営判断が可能となる体制を整備する。今後、石油開発事業の情報開示体制を強化していくとともに、事業価値向上を図るとしている。
石油開発事業をコスモ石油が100%出資して設立する「コスモエネルギー開発」に移管する。資本金は100億円。新会社はエネルギー資源開発事業の戦略策定、企画立案や直営プロジェクトの推進、出資石油会社の経営管理、技術サポート、新規エネルギー資源開発案件の探索などを行う。