西武、改良型30000系の運行を開始…2015年までに84両増備

鉄道 企業動向
西武鉄道の30000系「Smile Train」。既に100両以上が投入されている。
西武鉄道の30000系「Smile Train」。既に100両以上が投入されている。 全 2 枚 拡大写真

西武鉄道は12月25日、30000系「Smile Train(スマイルトレイン)」を一部リニューアルした増備車の運行を開始した。LED照明の本格的な採用による消費電力の削減など、いくつかの改良が加えられている。

今回運行を開始した30000系の増備車は、走行時の消費電力が「運転性能を維持しつつ省エネルギー性を向上させた主回路装置」の採用により10%削減。車内照明もLEDの本格採用によって30%削減されるという。

ドア上の車内案内装置「スマイルビジョン」は、液晶画面の大きさを現行の15インチから17インチに拡大。荷棚は高さを50mm下げて荷物を上げ下ろししやすくしたほか、丸パイプからガラスに変更して細かな荷物が落下しないようにした。

西武は5月に発表した鉄道事業設備投資計画で、2013~2015年の3年間に30000系を84両(10両編成6本と8両編成3本)増備し、本年度は28両(10両編成2本と8両編成1本)増備することを盛り込んでいた。

《草町義和》

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