日本精工、新興市場のMT車向けクラッチレリーズ軸受を開発

自動車 ビジネス 企業動向
日本精工、自動車用マニュアル・トランスミッション向け「高信頼性クラッチレリーズ軸受」を開発
日本精工、自動車用マニュアル・トランスミッション向け「高信頼性クラッチレリーズ軸受」を開発 全 5 枚 拡大写真

日本精工は、新興市場の自動車用マニュアル・トランスミッション向けに信頼性を高めた「クラッチレリーズ軸受」を開発した。

【画像全5枚】

クラッチ機構は、エンジンの高性能化やクラッチ機構の小型化により、従来よりも高温環境で使用されている。このため、クラッチハウジングに空気穴を設け外気を取り入れ冷却する構造が採用されている。ハウジングに穴を開けたことで、クラッチレリーズ軸受へ泥水などの異物が浸入し易くなり、異物の浸入を防止する密封シールが採用されている。

しかし、中国やASEANなどの新興国市場では、冠水した道路などを走るため、クラッチレリーズ軸受の使用環境が過酷になっており、従来の密封シールでは異物が浸入し、クラッチレリーズ軸受が破損するケースが発生している。

開発品は、軸受内部に異物が浸入しにくい構造とするため、シールリップの形状を庇型に改良し、ラビリンス構造も付加した。軸受と摺動部材の間に排水みぞを設けて、浸入した泥水などの異物を滞留させない構造にした。シールの改良により密封性を高めながらも摩擦損失は従来と同等を維持した。

同社は、自動車需要が拡大している中国やASEANなどの新興国市場向けとして拡販を図り、2018年にグローバルで年間15億円の売上げを目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ロッキー』が3列7人乗りSUVに!?「ロッキースペース」登場の可能性は
  2. トヨタ『カローラクロス』次期型は「RAV4」似に? 最終デザインはこれだ!
  3. 【マツダ CX-5 新型】Aピラー9mm、ドア音、ワイパー制御…開発主査が明かした「地味スゴ」な進化とは
  4. プジョーやフィアットなど、60車種以上の新型車を投入へ…ステランティスが5カ年戦略「FaSTLAne 2030」発表
  5. ヤマハとホンダの『ゆるキャン△』っぽいやり取りにSNSほっこり…5月のモーターサイクル記事まとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 「電気バス」でつながる聖地・高野山、導入の裏にあった合理的な理由
  3. ジェイテクト、ステア・バイ・ワイヤ拡販で第3期中計へ
  4. 中国Desay SV、業界初AIプラットフォーム「EA01U」を日本初公開…人とくるまのテクノロジー展 2026
  5. 中国勢にも対抗する競争力のあるSDV開発に必要なものとは…アステモサイプレモス 木村篤仁氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る