【まとめ】揺らがぬ強さのアウディ VS 王座奪取狙うトヨタ…WEC

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
WECサンパウロ戦のスタート。写真:AUDI AG
WECサンパウロ戦のスタート。写真:AUDI AG 全 12 枚 拡大写真

2013年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)は、全8戦中6勝というアウディ『R18 e-tronクワトロ』勢の強さが際立つ結果となった。

アウディは最終戦を待たずして2度目のマニュファクチャラーズ世界チャンピオンを獲得、ル・マン24時間レースでも通算12回目の総合優勝を果たしている。

一方、初のフル参戦となったトヨタ・レーシングは前年に引き続き独自のスーパーキャパシタ技術を用いたハイブリッド・パワートレインを採用。2013年仕様の『TS030 HYBRID』はベルギーのスパ・フランコルシャンで行われた第2戦からデビューしている。シーズン序盤はマシンの不具合に泣かされ、改良を続けるも、富士スピードウェイでの第6戦では悪天候のためセーフティーカーランの後、レース終了。辛くも1位を手にするが、前回と同じ喜びを味わうことはできなかった。

今季はポルシェが16年ぶりにLMP1クラスへ復帰することが決定した。開幕戦は2014年4月20日にシルバーストーンで開催。スピードとHVの戦いはますます盛り上がりを見せることになりそうだ。

不調を乗り越えたトヨタ

【WEC 開幕戦】トヨタ、3位表彰台を獲得

【WEC 第2戦】アウディ勢が1-2-3フィニッシュ、トヨタはニューマシン投入もリタイア

【WEC 第4戦】トヨタ TS030ハイブリッド、序盤でリタイア

【WEC 第7戦】トヨタ、レース終盤のアクシデントが響き2位フィニッシュ

【WEC 最終戦】トヨタ、優勝で今シーズンを締めくくる…総合ランキング2位

ルマン、波乱の24時間

【ルマン24時間 2013】HV対決、第2章幕開け…アウディ4連覇か、トヨタ初制覇なるか

【ルマン24時間 2013】アウディが4連覇、トヨタ善戦及ばず2位

【ルマン24時間 2013】アウディ「エンジニアリング、団結力、ドライバーの精神力の勝利」

【ルマン24時間 2013】「雨、クラッシュ、セーフティーカー」に阻まれたトヨタの戦略

【ルマン24時間 2013】決勝ダイジェスト 前編[写真蔵]

【ルマン24時間 2013】決勝ダイジェスト 後編[写真蔵]

◆天候に翻弄された富士第6戦

【WEC 第6戦 富士】ドライバー、観客への謝罪口々に…悪天候がもたらした数々のドラマ

【WEC 第6戦 富士】気まぐれな富士の秋空に泣かされた決勝[まとめ]

【WEC 第6戦 富士】全勝は途切れるも、アウディがメーカータイトル連覇を確定

小林可夢偉もフェラーリから参戦

小林可夢偉、WECにフェラーリで参戦「新しいチャプターに全力を尽くす」

【WEC 第6戦】日本人ドライバーも大挙参戦の富士戦…可夢偉は今季「楽しめています」

次期マシンのスペックは…

アウディのルマンレーサー、R18 e-トロン・クワトロに2014年型…燃費30%向上

ポルシェの2014年ルマンレーサー、車名は「919ハイブリッド」に決定…4気筒エンジン搭載

ポルシェのルマンレーサー、2013年の開発テストを終了…マーク・ウェバー選手が初参加

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る